発熱・かぜ症状外来を
受診される方へ

発熱・かぜ症状外来イメージ

~M3デジカルスマートアプリ(デジスマアプリ)利用のお願い~

当院の発熱・かぜ症状外来は、一度に多くの患者様で混みあってしまわないよう、完全予約制としています。
事前のWEB予約もしくはお電話での予約をお願いいたします。
予約なしで直接ご来院された場合には、感染対策の観点から受診をお断りさせていただくことがありますので、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

また、デジスマアプリを登録していただくことで、受付を経由せず院内掲示のQRコードでチェックインでき、会計も事前登録のクレジットカードで決済できますので、診察前後の待ち時間を大幅に短縮することが可能となります。
他者との接触も最小限にすることができますので、発熱・かぜ症状外来を受診される方は、ぜひデジスマアプリのご利用をお願いいたします。

また、来院が難しい方には、初診からのオンライン診療にも対応しております。

発熱・かぜ症状外来の受診をご希望の方へ

スムーズな受付及び会計のためにアプリのダウンロード及びクレジットカードの登録にご協力ください。

  1. まずアプリをダウンロードしてください。

    • Apple Stroe
    • Google Play
  2. ダウンロードしたアプリに、お名前や保険証情報、クレジットカード番号を登録してください。

  3. 次のボタンを押していただき、ご予約してください。

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新型コロナウイルス感染症と
発熱外来

2019年末、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こす病原体“SARS-CoV-2”が発見されて以降、感染は急速に全世界に拡大し、人類は未曾有のパンデミックに直面しました。
日本国内でも、2020年以降厳しい行動制限や生活様式の変化を余儀なくされるなど、私たちの日常が一変したのは記憶に新しいところだと思います。
少しずつ病原体の特徴が解明されるにつれ、その感染力の強さが明らかとなり、医療機関ではそれまでの感染症診療とは異なる対応が求められるようになりました。
発熱、咳、咽頭痛などの症状がありCOVID-19が疑われる患者様の診療については、それ以外の患者様の診療と、時間・空間を分け隔離することで、院内での感染拡大を防ぐ必要があったのです。
こうして生まれたのが発熱外来です。
来院不要で非対面診療を可能としたオンライン診療が急速に普及したのもこの時期でした。
その後、ワクチンの普及や新規治療薬の開発もあって、私たちの生活も少しずつもとの日常を取り戻しつつあります。
そうした中、2023年5月8日、COVID-19に対する扱いは大きな転換点を迎えることとなりました。
それまでの、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としての位置づけから、「5類感染症」に変更となり、季節性インフルエンザと同等の扱いになったのです。
患者様に対する一律の外出自粛要請等は原則撤廃され、検査についても公費支援ではなくなりました(高額な治療薬の費用については公費支援を一定期間継続の方針となっています)。
東京都では、COVID-19診療を行う医療機関を、「外来対応医療機関」として登録・公表し、発熱患者様が円滑に受診できる体制を構築する方針となっています。
こうした社会の変化を受け、何となくCOVID-19の恐怖は過去のものと感じる方も少なくないかもしれません。
しかし忘れてはいけないのは、変化したのは私たちの社会の枠組みであって、新型コロナウイルス自体は存在し続けているという点です。
ウイルスの特性上、今後新たな変異によって感染力や病原性が増す可能性も否定はできません。
重い基礎疾患をお持ちの方など、重症化リスクの高い方もいらっしゃいますから、医療機関受診における感染リスク低減のための取り組みは、引き続き手を緩めずに継続していく必要があると考えます。

当院では、発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方が受診いただく際には、一般の待合室とは別の感染待合をご案内することにしています。
感染待合は、入口から別にするよう設計しており、患者様の動線をしっかりと分けることができますから、安心しておかかりいただくことができます。